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資産数百億の不動産の会長の話

コロナ前の話にはなりますが、以前ある東京の一等地に住んでいる不動産の会長に会った時の出来事が刺激的だったのでお話をします。その会長は、現在80歳を越えていますが、まだ現役で不動産投資をしているとてもパワフルで素敵な方です。見た目の雰囲気も年齢には見えないオーラがありました。

日本には約40棟、アメリカに約10棟、スペインに数棟のマンションやビルを保有していて、推定資産は約500億円。

とんでもない資産です。

そしてこの会長は何がすごいかと言いますと、この資産をなんと一代で築き上げたのです。
特に面白いのは、スペインにお城を保有されていて社員旅行ではそのお城に泊まったりするそうです。そんな楽しい話は今まで初めて聞きました^ー^話を聞いているだけでワクワクしたのを覚えています。

ではなぜこんなにも資産が増やすことができたのかをすごく簡単に説明をしますと、
昔、アメリカに渡米してブラウン管テレビの普及に貢献したり、医療機器の開発で成功され、ある程度の資金を作ったそうです。その仕事に並行して不動産投資も始めそれも少しずつ軌道に乗せ資産を築いていったとのことです。
現在も数十億の物件を購入されたりなど、本当に積極的でそのパワフルさには驚くばかりです。

この会長に出会ってびっくりすることばかりでしたが、会長の夢を聞いた時に僕はさらに驚いたのを覚えています。

会長の夢は、最後の仕事として東京の銀座の一等地に今まで見たことないような斬新なデザインのビルを建てることだったのです。

そのビルのデザインを見せてもらったとき、まるで未来の建造物をCGで再現したかのように近未来的であり芸術的な建造物そのものでした。

会長の頭の中は年齢を感じさせない発想と閃きがあり、この会長ならどんなアイデアも形に出来る力も兼ね備えていて、僕の価値観に新しい風を吹き込ませてくれました。

ビルの中にはミシュランを獲得したような一流のレストランばかりをたくさん入れて美味しいディナーを食べるならこのビルに行こう!というようなグルメビルにしたいとも話していました。

話した当時はすでに100億以上の土地購入して準備を進めていました。

実は会長の夢が詰まったこの土地には続きがありまして、、、

世界中でコロナが流行り世界の流れも変わり、僕はその話の続きが凄く気になり、会長はどのような動きをしているのか近況を聞くタイミングがありました。当時から購入した土地を、国内海外問わず専門業者が土地を売ってくれという話があったらしいですが、それが長期間に渡りひっきりなしに続き、それがとうとう嫌になり売却をしたそうです。もちろんそれだけが原因ではありませんが。

会長の夢は叶わずして終わったのですが、、、

実は、なんと、

この土地の売却でなんと会長は数十億もの利益を手にすることができたそうです。さらにすごいことはその土地の売却時期もコロナが流行る前の2019年の年末頃だったそうで、この話を聞いた時にこの会長は強運の持ち主であるとも感じました。

会長の夢は叶わずしても土地の売買タイミングは完璧であり未来を知っているかのような動きでありました。

投資はタイミングも大切ですが、このタイミングを掴むためには実力はもちろんのこと運も必要な要素であることを改めて感じました。もちろん運も実力のうちという言葉がありますが、実力で動いてきた結果、全ての感覚が研ぎ澄まされていて、見えない力(運)も味方につけたんだと僕は感じました。

会長は今頃は新しい夢を見つけて新しい一歩を踏み出しているかもしれません。

いつになっても夢を追いかけて、ワクワクした人生を歩みたいですね^^

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